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「平成」を振り返る

あと数時間で「平成」が終わる。

いま、東京では義父の法事が執り行われていることでしょう。

みな、何を思い、何を感じ、お経を聞いているのでしょう。

私の想像では、誰一人、義父を偲んでいる人は・・・・いないかな。

しょうがない、そういう人でしたから。



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さて、平成という時代を振り返り、一言で表したら、

「波乱」でしょうか。



そして、その『激動』と一緒に思いつくのは、

「人のつながり」でしょう。



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平成の始まりは、まだ学生だった私。

その後、就職し、旦那と知り合い結婚、価値観の違う義両親に悩む。

結婚から2年後に息子が生まれる。

息子が生まれ半年経つ頃、息子に違和感を感じ、あちこち駆け回る。

息子が生まれた4年後、片耳聾・片耳難聴がわかる。

絶望のなか、運命的な出会いとなる主治医と出会い希望を持つ。


その後、わたしは2回流産を繰り返しメンタル落ちる。

その頃、旦那は職場の上司からパワハラにあい、うつ発症。


価値観の違う義両親からの理解ない鋭利な刃物の言葉をあびる。

旦那のことも、息子のことも、五体満足に産まなかった嫁の私のことも、

容赦ない義両親からの言葉が飛び、

たまたま同席した友人も絶句。



そんな中でも、実母の協力のもと、息子の療育と保育園の並行通園は続く。

ここでも、恩師となる先生方と出会うことで、大きく成長した息子。



そんな温室の場所を離れ新天地へ。

息子、笑顔と不安な顔のなか、桜満開の校門をくぐり、

新しい成長の場でもある小学校に入学する。




時期もわるかったのか、旦那はうつがひどくなり、結果、会社を休職。

この息子と旦那の温度差と、相変わらず続く義両親からの殺意ある言葉に

私のメンタルはボロボロ。




それでも、学校にもなれ、小学2年生になった息子。

体調が安定してきた旦那は、職場復帰をする。




少しずつ動き出した頃、やれやれと思っている頃、

何かと問題がある娘のことを心配していた実母が倒れる。

ここから、激動の介護がスタートする。




絶望の中、ここでも、「人のつながり」を感じずにはいられない。

たくさんの人達にわたしの心を救ってもらった。

そんな中でも、やっぱり窮地に陥れる人間はいる。

両極端の人間関係。




介護スタートさせた2年後、自分自身の限界を知り、

両親2人の介護を終了させ、比較的介護度が軽い継父をGHへ。

逆の介護度が重い実母は自宅に残る。

介護スタートさせた5年間は安定せず、入院は2回する実母。



介護と並行し、障がいのある息子のこともフォロー。

転校した小学校では陰湿ないじめを経験する。

が、理解ある先生方のおかげで救われる。

ここでも、支援をしてくださる方もいれば、

心無い言葉を浴びさせる人もいる。




最悪な人間関係の中学3年間。早く過ぎてくれと毎日思う中、

希望の高校に入学し、安心したのもつかの間、

義父が散歩中に倒れ、義父の人生最後の授業が始まる。



ここでも、人に救われる。

人と人とが繋がり、パズルのピースがカチッとはまる感覚。

義父の病院・施設に足を運ぶこと2年間。

複雑な気持ちの私に、人とのつながりに癒やされる時間を得る。



一方、盲者の義母。

一人で自宅での生活半年をするが限界が来る。

何もしない義弟たち。口だけ。



憎い義父、義母。恩はないのに、長男というだけで親を介護する。

義父にはそぐわないぐらいの、温かい人間の血が流れるスタッフが居る施設に入所。

義母も言えた口かって思うぐらいの希望する施設を見つけ、入所する。

今は穏やかなスタッフがいる場で、のんびり過ごす義母。



義父を見届け、「がんばったね」と涙をこらえながら言ってくれる人がいる中、

「香典泥棒」や「財産目当ての介護」と、根拠ない言葉を言う人間もいる。




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きっと、私が生きてる価値観の外には、

私が得体の知れない価値観を持つ人間が普通に、

この地球上に生きていて、

たまたま、結婚前は会わなかっただけのこと。




今まで見えなかった、感じ得なかった、

私の価値観の裏にいる人間が浮き彫りになったのが、

『平成』 という時代だったように思う。



次の年号、「令和」。

「平成」に新たに浮き彫りになった新たな価値観をもった人間を、

新しい時代の「令和」に、どう感じ、どう見ていくのか・・・・。



自分自身の成長のために、

時間を有意義に使うために、

そっと、価値観の違う人はスルーしようと思う。



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平成最後に振り返ってみました。

長くなりましたm(_ _)m

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